※注意
本ブログでは、既に開示されている情報をもとに、一個人投資家が株式投資の予想や意見を展開しています。株価の上下は保証されておらず、あくまで投資は自己責任です。
資料画像は全てkaizenplatformのホームページより引用しております。
皆さん、こんにちは。もりおです。
今回はkaizenplatform(4170)が2021年8月13日(金)に発表した第二四半期の決算について分析していきます!
私もりおは、2021年5月から毎日kaizenplatform(4170)の株価を監視し続けている投資初心者です。
・kaizenplatformの決算結果を知りたい
・決算の内容を知りたい
・株価に影響がありそうな情報を知りたい
また、kaizenplatformの須藤社長が出版している「ハック思考」を完読しています。
kaizenplatform経営者の価値観や企業情報を少しでも多く確認しているため、完読してない人の分析より少しは役立つ情報を提示できるのではないでしょうか。
※投資は自己責任です。
第二四半期の決算結果
決算結果は下記となります。
経常利益、当期利益が両方とも赤字という結果です。
1Qと2Qの通期業績予想の進捗率を比較
売上高 | 2Q目にも関わらず進捗率が50%に達していない |
---|---|
営業利益 | 進捗率が39.2%→19.3%に減少 |
経常利益 | 進捗率が3.9%→ -18.8%に減少 |
当期利益 | 進捗率が4.3%→ -29.4%に減少 |
※進捗率=(業績÷業績予想)×100
決算資料の詳細分析
私が決算資料を確認してポイントだと感じた点は下記の通りです。
- 数字だけ見ると業績は悪いと判断
- 当期利益は1Qの為替差損の影響が残っている、為替リスクはヘッジ対応完了
- 新規需要が強い、新規顧客獲得は好調
- 小売り/サービス業の大型取引停止、大口顧客ダウンセル発生
- 「KAIZEN Sales」が、 経済産業省「IT導入補助金2021」の対象になった
- ㈱ディーゼロの子会社化
- 5年以内に売上100億規模を目指すと明記
- 通期業績予想は据え置き
それぞれ記載していきます。
数字だけ見ると業績は悪いと判断
ディーゼロの子会社化によって、営業利益と経常利益はあまり期待していなかったです。
しかし、売上の業績進捗率は2Q目なのに50%に達していない。
これはマイナス材料として捉えられると思っています。
※長期保有ではなく、短期トレードの投資家は数字しか見てないと思っているため(偏見)
当期利益は1Qの為替差損の影響が残っている、為替リスクはヘッジ対応完了
1Qで暴落した要因が為替差損だと思っています。
個人的には為替差損は別に大きな問題ではないというか、
海外でビジネスが生じている企業全てに影響してしまう要因のため
大きく問題視はしていませんでした。しかし暴落、、、
つまり、今回の決算で為替差損の影響が残っているという内容がまた悪材料と捉えられるか、
それともヘッジ対応完了したため好材料と捉えられるかがポイントだと思います。
新規需要が強い、新規顧客獲得は好調
ちゃんと読み込んでいる投資家は新規顧客獲得などは好材料として捉えているのではないでしょうか。
実際にどの程度新規顧客を獲得したのか数字で記載されていないのが気になりますが、、、
今後は新規顧客の売上や営業利益が好調になっていくだろうと予想します!
小売り/サービス業の大型取引停止、大口顧客ダウンセル発生
大口がコロナの影響を受けているってことですよね。
売上が激減した要因として悪材料判断されそうです。
しかし、この内容は悪材料が出尽くしたと判断できるのではないでしょうか。
これ以上の売上減少はあり得ない、そう考えれば好材料判断と考えたい(笑)
「KAIZEN Sales」が、 経済産業省「IT導入補助金2021」の対象になった
経済産業省、つまり国の補助金の対象になったということは
顧客から「KAIZEN Sales」を利用されやすくなったと考えることができます。
「KAIZEN Sales」って何?って営業のもりおは疑問に思いました。
youtubeでどのような内容なのかアップされていたので気になる人はご覧ください。
①「KAIZEN Sales」の営業動画
②営業マンの営業動画
中小企業の営業もりお個人としては営業マンの村上さん凄いなって思いました(笑)
しかし、大手企業や従業員数が多い企業にとっては「KAIZEN Sales」は大きなメリットになると強く思いました。
㈱ディーゼロの子会社化
こちらは一気通貫することが大きなメリットになるってことですね。
詳しくは下記の記事、直近のIRニュースをご覧ください!
5年以内に売上100億規模を目指すと明記
これが1番のポイントだと思ってます。ヤバいです。
どうやって100億規模を達成するのか不明ですが、
仮にkaizenplatformが急速拡大するDX市場でシェアNo1取れたら達成できるんじゃないでしょうか。
良く理解できてません申し訳ないです。
現在の通期業績予想の売上高が22億円です。予想で22億。
売上高22億予想の企業が5年で約5倍の100億規模を目指す!!!
約5倍に成長させるって明記したことがポイントです。
強い意志、それだけの自信がないと明記することは難しいと思います。
仮に全然到達できなかった場合、、、悲惨になりそうですねorz…
通期業績予想は据え置き
こちらは2番目に重要なポイントだと思います。
経常利益で赤字なのに通期業績予想は据え置きました。
3Qと4Qで巻き返す自身があるってことです。
つまり通期で考えれば余裕ですよって言ってるわけですね。
この余裕ですよを信じる投資家が多ければ好材料判断になるんじゃないかと思ってます。
株価に好影響がありそうな情報2選
8/13(金)の決算発表を受けてPTSは落ち込みました。
しかし、下記2選の情報は好材料として判断される可能性があると思いますのでご紹介します。
須藤社長のツイート
こちらのツイートをご覧ください。コメント欄に追記されていますので確認してくださいね。
Kaizen Platform 2021年Q2決算
累計業績
•連結売上高は昨対+40%の10.5億円
•営業利益 30百万円、経常利益 ▲30百万円、当期利益 ▲47百万円動画/DXはトレンド以上で成長中
UXは小売/サービス業のコロナ影響が出てますが
合計して40%増と計画対比で好調な進捗ですhttps://t.co/ADSf567Rht pic.twitter.com/tVzq0xSdCJ— 須藤憲司(スドケン)@AIドリブン経営 (@sudoken) August 13, 2021
当たり前っちゃ当たり前なんですが、須藤社長は好調だよ、全く問題ないよ、というような内容のツイートをしています。
また、コロナリスクを出し切ったとも言っているので、3Qと4Qでは期待して良いのではないでしょうか。
諸々を考えると好材料判断と捉えられるんじゃないでしょうか!
バフェット・コードさんのツイート
こちらのツイートをご覧ください。コメント欄にかなり追記されているので確認してくださいね。
Kaizen Platformの会社説明資料が私の知る限りぶっちぎりで素晴らしいのでご紹介します。
まずなんといっても冒頭のこの2枚。
「顧客の課題」はなにか、を2枚使って丁寧に説明されています。顧客の課題をすっ飛ばして解決策(サービス説明)から話し始める会社ばかりですが、これは絶対に必要。 pic.twitter.com/aEF4Zk83UH
— バフェット・コード (@buffett_code) August 13, 2021
- フォロワー数:10.8万人
- リツイート数:524件
- いいね数:4,076件
バフェット・コードさんのツールはフォロワー数から考えて、投資家の多くが利用されていると予想できます。
そんなバフェット・コードさんがkaizenplatformの会社説明資料は
ぶっちぎりで素晴らしいと褒めたたえています!!!
リツイート数も500を超えているため、多くの人の目に留まっているはずです。
これは好材料判断される可能性が高いと考えて良いのではないでしょうか。
まとめ:2021年8月16日(月)の株価は下落すると予想!8/17以降は不明、、、
色々と記載してまいりましたが、私もりお個人の予想としては
2021年8月16日(月)の株価は下落すると予想します。
理由は経常利益が赤字になっていることを確認した個人投資家が株を一気に売却すると思うからです。
数字だけ見て売却する個人投資家は短期トレーダーだと思っています。
先々を考えると成長して2倍株程度にはなるんじゃないかと未だに思っています。
しかし、実績としては赤字の現状。今後どうなるか不明。未知の状態
短期トレーダーとしては保有しておくのは恐怖でしょう。
私もりおも資産が少ないのでリターンよりもリスク削減をしたいと考えています。
勿論様子は見ながらですが、200株売却、100株塩漬けを予定しています。
8/17以降に関しては全く予想できません。
というのも8/16にkaizenplatformの説明会があるためです!
その説明会の内容次第で株価は上下すると思います。
なので今週の株価は荒れる可能性が高いとみています!
200株とりあえず売ってリスク軽減して、株価が安定してから再度購入を検討しようと思っています。
以上、投資初心者がkaizenplatformの決算を分析してみました!
最後までご覧いただきありがとうございました!!!