鎌倉新書（6184）3Q決算分析！今後の成長可能性、株価の動きを予想【2022/12/9】

※注意
本ブログでは、既に開示されている情報をもとに、一個人投資家が株式投資の予想や意見を展開しています。株価の上下は保証されておらず、あくまで投資は自己責任です。
また、一部、決算資料を基に数字を計算していますが鎌倉新書から発信された数字ではありません。
参考程度にご覧ください。

皆さん、こんにちは。もりおです。

今回は鎌倉新書（6184）が2022/12/9に発表した

2023年度3Q決算について分析していこうと思います。

2Q決算に引き続き良い内容だったのではないでしょうか。

管理人は鎌倉新書を現在400株保有しています。

初めて購入したのは2021年の10月です。保有してから1年以上となります。

中長期で（2025年までに）ダブルバガー以上になることを夢見て頑張ってホールドしています。

短期的な売り買いもありますが、損しないように立ち回っているつもりです（笑）

現時点（2022/12/19）での評価損益は118,450円の含み益のようです。

また、管理人は鎌倉新書（6184）についてブログ記事を書いたり、

鎌倉新書に関する書籍を完読したりしてます。

鎌倉新書（6184）2Q決算分析！今後の成長可能性、株価の動きを予想【2022/9/9】鎌倉新書（6184）の決算内容が気になっていませんか。この記事では実際の株主からの視点で2Q決算内容を分析しています。鎌倉新書を気になっている人必見です。...

倒産寸前だった鎌倉新書はなぜ東証一部上場できたのか [ 濱畠 太 ]

そんなわけで真剣に鎌倉新書について分析、材料集めをして投資に取り組んでいます。

今後どのように株価が動いていくのか、

成長可能性はあるのか予想していきたいと思います。

結論：会社の計画通りで好決算、新規事業、既存事業ともに良い感じ

会社の通期計画に対する進捗率についてですが

3Q決算では経常利益が522百万円で進捗率は80.9％！

2Q決算では48.8％の進捗率だったため+32.1％と大幅続伸しましたね。

営業利益も80.5％のため大健闘していますね。

新規事業、既存事業ともに良い決算だったと感じています。

全体的に良い進捗ではないでしょうか！

詳細を見ていきましょう。

新規事業の伸長

新規事業が伸長しております。

介護事業、相続事業ともに事業として良い成長をしているように感じます。

なお、今回の決算で注目したのは官民協働事業となります。

それぞれ確認していきます。

官民協働

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

今期中に250の自治体と提携を目指していますが、

なんと3Qの決算時点で237の自治体と提携が完了しました。

3Qにて一気に増加しています。今後に期待ですね。

下記の2022年10月17日に更新されている記事では

41都道府県203自治体と提携していると記載されています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000009951.html

残りの終活に積極的ではない、または既に地盤が出来ている？6県について調べてみました。

すなわち、言葉を選ばないならば鎌倉新書に非協力な県は次の通りです（笑）

1. 宮城県
2. 富山県
3. 広島県
4. 山口県
5. 香川県
6. 大分県

上記の県の自治体の皆様は是非とも鎌倉新書と提携してあげてください（笑）

取り急ぎ、47都道府県のいづれかの自治体と提携出来れば

日本全国の自治体と提携！！！みたいな宣伝はできると思うんですよね。

そうすれば終活の鎌倉新書がより一層定着していくと思います。

最終的には全事業の紹介数、成約率も増加していくと思います。

そして利益還元されて株主の皆様もウハウハになるという未来に期待します。

官民協働事業

いい介護

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

エイジプラスがグループ入り（2021年10月）してから紹介数が右肩上がりで上昇しています。

毎度のことながら紹介数の上昇は良く分かりますが、

実際の売上高が分かりづらかったので結果を表にまとめてみました。

下記の条件で計算していますが、鎌倉新書から公式に発信された数字ではございませんので

あくまでも参考程度にしていただければと思います。

• 紹介数×成約率＝成約数
• 成約数×単価＝売上

 

 

表にして確認すると売上高も右肩上がりで上昇していることが分かりますが、

紹介数が高止まりしているように見えます。

しかし、成約率がわずかに上昇しているおかげで、肝心の成約数は上昇していると思われます。

結果、売上も右肩上がりなのではないかと予想します。

紹介数の高止まりに関しては原因は分かりませんが、私たちが暮らしている日本は

少子高齢化が進んでいる国なので介護が必要な高齢者の方が多い国になっております。

つまり、いい介護の紹介数も今後は上昇していくことが予想されます。

引き続き今後に期待の事業です。

いい介護

いい相続

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

相続事業についても表にして売上高を計算してみました。

 

 

表にしてみると2Q決算に引き続き紹介数は増加傾向にあります。

それに伴い成約率が減少しておりますが、紹介数の増加が良いため成約数は増加していると予想されます。

また、単価も減少しているかと思いましたが、横ばいといった形で収まっているようです。

よって売上も恐らく横ばい程度かと思われます。

相続についても困っているユーザーは多くいると思います。

というより、私もりお自身が鎌倉新書の「いい相続」に電話しました（笑）

電話した理由は祖父の相続についてどうすれば良いのか親が悩んでおり、

投資している鎌倉新書の出番じゃんと思ったので代わりに電話したという流れです。

対応は非常に丁寧でこちらが困っていた疑問点などを説明してくれました。

実際に相続問題はまだ解決していませんが、相続するタイミングになったら

改めて電話してサービスを利用しようと思います。

私の親の年齢は50代ですが、本当に驚いたのはインターネットを使いこなせていないことです。

電話して！と言ってもやる気がないのか電話すらしませんでしたが、、、

しかし、そのような場合、私のような息子や娘が親の代わりに電話する流れなのではないでしょうか。

スピーカーにすれば親に電話内容を聞かせることも出来ますし、

インターネットよりも抵抗感なく話を聞いてくれていました（笑）

いい相続

既存事業の頑張っている

新規事業が成長していることを挙げていきましたが、既存事業も頑張っています。

いいお墓

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

このグラフを見て思ったのが、紹介数の増加すご！です。

さらに成約率も直近では過去最高の32.9%でめっちゃ頑張っていますね。

単価は下落傾向かもしれませんが、3Qでは紹介数がめっちゃ増加しました。

さらに成約率も高いため売上も恐らく1億3千万円程度は増加したのではないでしょうか。

めっちゃ頑張っている！！！

上記の通り、かなり順調に見えますが「お墓」という価値観がいつまで続くが懸念材料でしょうか。

いい葬儀

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

どうしたの鎌倉新書！紹介数の増加が止まらない！！！

成約率は増加していませんが、紹介数が増加したことによって

売上は2千万円程度は増加したのではないかと予想されます。

昨今の核家族化やコロナの影響による小規模葬祭が増えています。

しかし、葬祭という概念は人は必ず亡くなるため必要な儀式です。

今後とも安定的な事業だと思います。

いい仏壇

引用：鎌倉新書2023年3Q決算資料

最大の課題点である仏壇事業について確認していきます。

紹介数の増加も停滞してしまっています。

また、成約率も減少傾向にあります。

冷静に振り返ると仏壇を置いているご家庭って少ないんじゃないでしょうか。

もりお家でも祖父母の家には置いてありますが、実家にはありません。

しかも下記から「いい仏壇」のサイトをご覧いただければと思いますが、

仏壇って高いんですよね、、、

サブスクリプションとかアプリの課金とか

非物質にお金を使うのが当たり前になりつつある現代において

「仏壇」という物の価値がどれだけ継続していくのでしょうか。

正直、既存事業の中でも最も大変な事業だと思っています。

ちょうど仏壇を買うか悩んでたんだよね～って方は是非「いい仏壇」を利用してみてください（笑）

今後の株価の動きを予想

今後の株価の動きを予想していきたいと思います。

しかし、株価の上下は保証されておらず、あくまで投資は自己責任です。

引用：株探（6184）

先日Twitterにて投稿しましたが概ね予想通りに動いたかなと自負しております。

鎌倉新書(6184)見事に株価1050までは上がりましたね！

この月足チャートの長期線1067.54を突き抜けるかどうかって感じ？

個人的には突き抜けたとしても戻ってきて、株価850〜1100くらいで安定するんじゃないかと予想してます

良い決算だけど、抵抗線を突き抜けるほどじゃないと見てます#鎌倉新書 https://t.co/WRp1apRW5N pic.twitter.com/vi6a3kJ0jM

— もりお:高配当株ポートフォリオ公開中、20代投資家 (@moriokabu) December 13, 2022

 

現時点（2022/12/21）での株価は937円となっており下落傾向にあります。

しかし、上記にて確認してきた通り3Q決算は良かったと思います。

日銀による長期金利上限を0.25％から0.5％に引き上げた影響で円高傾向です。

この影響により株式市場では株安になると想定されており悲観的な意見が多いです。

今後どのような結果になるか全く予想できませんが、

株価850～1,100円くらいにてボックス相場になると予想は継続します。

私事ではありますが、大幅下落した2022/12/20に株価919円にて100株買い増しました。

これが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、株価1,100円くらいまで上昇したら

100株だけ売り抜けようと思っています。

毎度記載していますが、もりおは2025年問題が生じると思っているため

2025年までは絶対に100株以上は保有し続ける所存です。

長期的に（2025年問題までに）株価2,000円程度まで上昇してくれることを期待しています！

まとめ：好決算、成長可能性には引き続き期待

いかがでしたでしょうか。

好決算で新規事業の成長可能性は引き続き期待できると思います。

特に介護事業、相続事業、官民協働事業には大期待です。

3Q決算の業績進捗率は経常利益が80.9％と良い進捗です。

2Q決算では+30.8％の進展、3Q決算では+32.1％の進展です。

上記の勢いが継続されるのであれば4Q決算でも+30％以上の進展があるかもしれません。

そう考えると上方修正の可能性も0ではないと予想します！

以上、何かの参考になれば幸いです。