※注意
本ブログでは、既に開示されている情報をもとに、一個人投資家が株式投資の予想や意見を展開しています。株価の上下は保証されておらず、あくまで投資は自己責任です。
皆さん、こんにちは。もりおです。
今回は鎌倉新書(6184)が2021/12/09に発表した3Q決算の分析を行っていきます。
・鎌倉新書(6184)の3Q決算について知りたい
・今後の成長可能性はある?
・株価の動きを予想を聞きたい
それでは順を追って分析していきます。
結論:下方修正されたが悪い内容ではない?
今回の決算で業績予想が下方修正されましたが、決して悪い決算ではないと感じています。
なぜなら赤字にはなっていないからです。
そして管理人は目先の利益ではなく、2025年まで保有する中長期視点で購入しているからです。
2025年問題で検索!!!※SMBC日興証券より引用
つまり、3年後の成長可能性に投資をしている状態です。
大幅な赤字等が生じない限り管理人は鎌倉新書の株を全て手放さない予定です。
決算概要
営業利益383百万円で前年同期比+549.4%アップということで、
コロナ過で厳しい前年より確実に利益を獲得できています。
しかし、コロナの影響がまだ残っているとのことです。
たしかに従来のような大規模な葬儀等は聞かないですね。
他には自治体との提携が進んでいること、
新規の介護事業が良い滑り出しができていることがポイントでしょうか。
下方修正
決算日に下方修正がありました。
要約するとコロナの影響で売上と利益が予想以下でした。
でも介護事業の広告に先行投資したのも下方修正の要因です!
といった感じでしょうか。
事業内容として仕方ないのかなーといった印象は受けました。
しかし、介護事業の広告費によって下方修正というのは言い訳っぽい理由だと感じました。
鎌倉新書決算資料より引用
こちらの費用推移からも分かるように広告費については20百万増加しているだけです。
これが先行投資による下方修正の理由です!って言われても都合良く言ってるだけじゃん
と感じたのが本音です。
当初の予定より経常利益を約2億円も下方修正したんですよ?
そのうち20百万って10分の1です。これが下方修正の大きな要因です!みたいに書かれても言い訳っぽくないですか?※あくまでも管理人の印象ですが。
売上の内訳
続いて売上の内訳を確認していきます。
鎌倉新書(6184)では主に終活に関わる事業を行っています。
- お墓
- 葬祭
- 仏壇
- 相続
鎌倉新書決算資料より引用
縁起が悪いかもしれませんが冬で気温低下の影響で亡くなる方が増加する?ため
お墓探しや葬祭等が増えるのでしょうか。
3Q決算頃から全体的に売上が高くなるようです。
今回の決算でも一応1Qと2Qよりも売上が高くなっています。
しかし、直近の決算よりも上げ幅が小さく、成長が鈍化しているように見えます。
中でもお墓と葬祭の売上が伸び悩んでそうな感じですね。
理由はコロナの影響で葬祭やお墓探しをする方が減少したからといったところでしょうか。
各事業の状況
続いて各事業の詳細状況を確認していきます。
お墓
鎌倉新書決算資料より引用
コロナの影響で成約率が大幅に低下とのこと。
しかし昨対比よりも紹介数は増えているというか、過去一番の紹介数ですね。
2025年問題に近づいているわけですから、高齢の方が増加する、
つまり紹介数や成約数が増加する、成長可能性が高いと考えられます。
さらにGoogle検索でもSEO対策もバッチリです。
「東京 お墓」でGoogle検索!
ググるというワードがある通り、基本的に調べるとしたら上記のように検索するはずです。
これで上位にヒットしている「いいお墓」は今後多くの人に活用される成長可能性が高いですよね?
是非みなさんも「お住まい地域 お墓」で検索してみてください。上位表示されるはずです。
複数の霊園の資料請求・見学予約がWEB・電話で簡単にでき、専任スタッフが無料で相談を聞いてくれるサービスを展開してます。
葬祭
鎌倉新書決算資料より引用
こちらは過去最高とかではありませんが、紹介数は順調に右肩上がりに見えます。
成約率は減少傾向にありますが、こちらもコロナの影響が少なからずあると思われるため
こんなものなのだろうと思っています。
「東京 葬儀」でGoogle検索!
こちらは検索トップではありませんでしたが、バッチリ1ページ目にはランクイン!
SEO対策はバッチリですね。
また、コロナ過のため家族のみの葬儀などが行われたあと、
落ち着いてきた現在、葬儀に参加できなかった友人知人のために開催をできるお別れ会等の事業も行っているようです。※下記参照
仏壇
鎌倉新書決算資料より引用
こちらも紹介数が過去一番の成長を遂げています!
クロスユースによって紹介数が増えているようです!
終活と言えば鎌倉新書!と言われる日も近いのかもしれません!
「東京 仏壇」でGoogle検索!
SEO対策もバッチリ1ページ目!!!
また、最大30万円分のギフトカードをプレゼントもあるようです。
仏壇が必要な方は確認してみるといいかもしれません。
相続
鎌倉新書決算資料より引用
こちらは大手と提携解除で紹介数が減少したようです。
しかし、あまり心配していません。
理由は次の通り、自治体との連携が順調に増加しているからです。
鎌倉新書決算資料より引用
そして、自治体と下記のような「おくやみハンドブック」を作成しているようです。
PR TIMESより引用
葬儀とか相続とか、多くの人がよく分からない人生初めての出来事のはずです。
こんな自治体が配布しているようなハンドブック、読むに決まってるじゃないですか!
「東京 相続」でGoogle検索!
SEO対策も安定の1ページ目!
検索からの流入対策は素晴らしすぎますね!
実際に下記のようなサイトがあるので、相続でお困りの方は相談は無料なので話を聞いてもらうと良いかもしれません!
不動産、保険、介護
鎌倉新書決算資料より引用
2020年からスタートした不動産、保険、介護事業は全て右肩上がりに成長しています。
特に介護事業の伸びが良さそうですね!※後述します
AGE+とのM&A
鎌倉新書決算資料より引用
こちらの資料からAGE+のM&Aについて記載されています。
管理人は2025年問題に向けて介護事業に力を入れ始めた+終活を事業としている
鎌倉新書(6184)の成長可能性は非常に高いと思っています。
終活を意識し始めるのは、年齢が高齢になってきた際か、
介護の必要が生じ始めたらだと思います。
そんな中、業界最大級の提携介護施設数(約7,000施設)があるAGE+のM&A!
これは今後「いい介護」の成長を大きく促すと予想されます。
そして上の図のように2020年から開始した「いい介護」を軸に、
クロスユースで各事業がどんどん成長していくのではないかと予想しています。
事業戦略(成長可能性)
しつこいようですが管理人は鎌倉新書の事業戦略、
成長可能性は大いにあると思っています。
その理由に前述した「いい介護」に力を入れているM&A+それを軸にした
クロスユースにより各事業の成長を促すと思われます!
また、自治体との連携にも力を入れています。
管理人の祖母は70代なのですが、携帯でググり方を教えてほしいと毎回聞いてくるため、現在の高齢者は検索力がない世代だと思っています。(偏見)
まだしばらくはオフライン、対面でのサービスが必要な世代なのだと思います。
なので、この自治体との連携は良い戦略だと思います。
10年後などはインターネットに馴染めている(ググれる)高齢者が生まれてると思うので、
オンラインによる集客が重要になってくると予想しています。(SEOやUI/UXが重要か)
また、鎌倉新書は2022年4月から、マザーズ市場からプライム市場の移行を選択したようです。
プライム市場に適合できている安定した会社基盤ということが分かると思います。
また、プライム市場の選択により、今まで東証1部市場にのみ投資していた機関投資家の目に留まることが予想されます。
出来高増加の可能性もあると思われます。つまり株価もなにかしら影響が生じるかと!
社長のコメントについて
8ページ使ってるとか長すぎる、、、
全部文字だし、、、
っていうのが感想です、一応読みましたが忘れました(笑)
なんか鎌倉新書のブログ記事をそのまま使ってたような気がします。
載せないよりはマシかもですが、あの小さい文字の文章を全部読む投資家は少数派だと思いました(笑)
あと当たり前ですがポジショントークありきの内容です。第三者視点で注意して読みましょう!
まとめ:購入時の印象と変わらず成長可能性は高いと思う
いかがでしたでしょうか。
管理人としては鎌倉新書(6184)の成長可能性は非常に高いと思っています。
直近の株価は下落しているため、今は無理して購入はしなくて良いと思ってます。
しかし、プライム市場に移行する2022年4月前に仕込んでおくのは面白いかも(笑)
この株は社長が仰っているように数年先を見越して投資するような株だと思います。
管理人は成長可能性を信じ切っているので安いと感じたら買い増す予定ですが、、、(リスクオン)
2025年問題に乗っかれる数少ない事業形態の鎌倉新書(6184)
今のうちに投資しておくのも投資妙味があるのではないでしょうか。(投資は自己責任です)
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考になれば幸いです!